占い師による不可視世界の探究記録 ブルースモーエンメソッド・ヘミシンク

占い師がブルースモーエンメソッドやヘミシンク、不可視世界について体験を綴っています。過去生探究が主。

うまくいった?現世リトリーバル/ブルースモーエンメソッド レベル3を終えて④


 
こんにちは、陸十です。
今回から自分に対してリトリーバルを施すエクササイズに入ります。
かなり長くなってしまいましたが、うまく切るタイミングがなくなってしまったのでこのまま。
 
 
現世の自分のトラウマなどを開放するためのリトリーバルとなりますが、私の中にある恐怖感というものがどうやらいろんな過去生に連鎖しているようで、今回のリトリーバルだけでは解決できそうにはありませんでした。
 
とはいえ解決の糸口は見えたような気がしなくもない……。
ので、今回はその体験を記していきたいと思います。

 

 

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ミーティングプレイスとスペシャルプレイスの探索


さて、誘導に従っていつものようにクリスタル内での浄化に移ります。
この時、プレイス内は黒い布をかぶり白い仮面をつけているようなちょっと仮装チックな人達がいました。
なんとなく、遅れたハロウィーン?という感じがいました。
同時に、ほかにもアヒルやウサギが列をなして私の前を横切ったりとかわいらしい雰囲気もあり、なんだかちぐはぐな感じ。
非物質的にパーティーでもしていたのかな?
 
さて、クリスタルは淡いピンク色をかなっていてこれまたなんともかわいらしい。
なんとなく、子供に関するリトリーバルに赴くのかな?と思いながら中へダイブ。
 
するとふわふわとしたファンシーな空間の中に大理石?石膏?のある男性の横顔がヴィジョンとして現れました。
何か見たことあるな???
と、ピンと来たのが「ヘロドトス」でした。(見た顔と、彫刻の顔を照らし合わせたら全く同じでした)
なぜ急に彼が出てきたのかはわかりませんが、今後関係があるのかもしれません。
ちなみに今回のリトリーバルには関係ありませんでした(笑)
 
スペシャルプレイスでは特に変更点はなくゲルの中でイウォンが待っていました。
「今回はイウォンがついてきてくれるの?」
「いや、今回俺はここで待機だ。 ヘルパーを呼んでみろ、いいパートナーとなってくれるだろう」
 
今回の相棒は彼ではない様子。
ちょうどひろきーなさんの誘導が進みヘルパーさんに来てもらうようお願いしました。
人型のヘルパーさんが来るかと思っていたのですが、姿は見当たりません。
 
もしかして、来ていない??と不安に思ったのもつかの間、足元からかわいらしい声がします
そこにはシルバニアファミリーのリスの女の子の姿をしたかわいい子が…!
名前は「ゆかちゃん」だそうです。全部がかわいい……。
 
ゆかちゃんに挨拶をしていざ、自己リトリーバルに出発です!
(移動はなぜかバナナの木の葉っぱで、操縦桿のついている不思議な乗り物でした。そりっぽいかも?)
 


あがり症の自分。


ソリ(仮)を滑らせてゆかちゃんに連れてこられた場所は深い森のどこかです。なんとなく樹海感のつよいあまり雰囲気のよろしくない場所です。
不信感を抱きながらもゆっくりそのくらい森を進んでいくと小さな幼稚園児くらいの女の子がいます。
 
よくよく見るとそれは4歳くらいの自分の姿。
人目に触れるを極度に恐れている様子でした。
とりあえず、彼女に声をかけてみました。
 
「こんにちは、こんな暗いところでどうしたの」
「……誰?」
「うーん、親戚のお姉さんとでも言っておこう。 こんなところに一人でいたらさみしくない?」
「……人は嫌い」
「それはなぜ?」
人は勝手に他人に期待して、勝手に落胆して、勝手に他人を評価して、偉そう。 あの目が嫌い、一点に集まるたくさんの両目が嫌い。でもここにいれば誰の目にも届かない。落ち着くの」
 
彼女の言う、「一点に集まる両目」とは発表の場のことを言っているのだと解釈しました。
私、子供のころから極度のあがり症で人前で何かをすることにひどく抵抗感と恐怖感が強かったのです。
これは今でもですが……。
子供のころの失敗からきているのではないかと思っていたのですが、心当たりとなる出来事は全くなく……もっとそれ以上前(生まれる前の生)に何かあったように感じます。
(過去生のヴィジョン?としては処刑台?に立ったことや、何か失敗したときのさめた目を向けられていたことがあるようで、その影響がありそうです。その過去生はまだ判明していないのですが…)
 
 
「そうか、怖いよね、わかる。 でも今はその「人」はいないよ、怖がる必要はないよ」
「でも、怖い、目が怖い。 みんな見てくるのこわい」
 
そういって幼い私は高校生の姿になりました。
 
「あの時、断れない性格なのをいいことに、イラストを描くよう依頼してきた同級生。 好きでもない絵を描かされて、結果が良くなければなんとなく落胆されて雰囲気出して、失礼極まりないじゃないか。 それに教師たるものがそんな子供みたいな対応信じられない。勝手に期待したくせにあの冷めた目。 ひどい仕打ちだよ」
 
怒る彼女がみているものは当時、コミックイラストを描くのが好きだった私が、同級生に部活顧問の誕生日にイラストを描いてくれと依頼してきた件のことでしょう。
ぶっちゃけ顧問が嫌いだった私ですが(笑)同級生の依頼となれば断るのも忍びないわけです。
で、依頼通りにイラストを描いてそれを顧問の誕生日にプレゼントとセットで渡したわけです。
 
で、受け渡し当日に先制はその絵を見たときに
「あー、はいはい」
って感じだったんですよね。「興味ありません、なにこの絵」みたいな感じ。
これだけなら別にこの絵のこと、とは認知しないのですが、一つ上の先輩にすごく絵が上手で絵本やデザイナー向けのイラストを描かれる素敵な人がいました。
その人の絵はべた褒めていたので、ぶっちゃけ不愉快でした。
思い込みといえば思い込みかもしれません、深く考えすぎているのかも。
ただ、少なくともその態度に出ているのがとてもかなしかったんですよね、私は私なりに頑張って描い一枚の絵だったので。
 
 
(ちょっと関係ない愚痴。。。当時高校生だったわけだが、各学年顧問に誕生日プレゼント渡すのってどうなの?(総額にしたら多分2万円分とかあげてるんですよ、花でいいじゃんね、すてきだし)別に好きでもないし、あげたいなら個人でやればいいのに何で私がプレゼントにお金を出さなきゃいけないのか本当に理解不能だった。特別な感情のない私からしたら賄賂じゃん、しか感情がわかない。「先生にプレゼントをあげるのが伝統(?)だから」って部員でプレゼントを渡さなくてはいけない。みたいなルールを鵜呑みにしていたのが理解不能だったのよね。いつまでそのわけのわからん事やっているのって…。 当時お小遣いが3000円だった私だが、そこから500円持っていかれるのはぶっちゃけきつかったのもある。(部員の中には一人1000円出してもいいとかいう輩がいた。信じられない。学生としての金銭感覚おかしいと思う(きっと、親御さんからもらおうと考えていたのかもしれない)一度、断ったのだが白い目で見られ同調圧力でやらないほうがおかしい。という雰囲気を出されたのでいやいや出しましたよ。なんか洗脳じみてて部員全員気持ち悪かった。別に特段お世話になっているわけでもないのに(私は先生のお気に入りではなかった。彼女たちはお気に入りとそれ以外の扱いの差が激しく、清廉潔白であるべき教師/講師としての自覚ないその態度が私はすごく嫌いだった)媚びを売るような行為、理解できない。 生徒と教師である以上、そこに物の受け渡しがあってはいけないと考えていたし、なぜみんな嬉々として「貢ぎ物」をするのか理解できなかった、気持ち悪くて仕方がなかった。 あと、コンクールなどの遠征時に先生に保護者が弁当を作って渡している、とかあった。奴隷根性やばくて無理。おかしいってなにも思わないのだろうか?(*一応フォローを入れると、弁当に関しては先生は何も依頼していない、保護者が勝手にやりだしたこと。しかし、先生も先生でもらっているにも関わらず味に文句つけたりしてたので結局性格が悪いと思う。衛生面を理由に断ったりすることもできたのにね。おかずを持ち寄って現地で生徒が詰めるとかしてたんですよ、私なら衛生的に無理*食に関してはかなり潔癖)こういうことに否定的だった私なわけだが、逆に周りの人は私のこの思考を理解できなかったのだろうなとは思うけれど(笑)技術屋としてはすごい人だとは思うけれど、人格面ではまったくもって尊敬できなかった人たちだから余計私の中で拒絶があったんですよね。でも、芸術家ってそんなものか。しかし、こうやって書きだすと私の「人間である以上品行方正・清廉潔白であるべき」の考えがここにも反映されています。絶対宗教観だよねと思います、あとお金(笑)結構この信念、自覚していないだけで根深い何かがあるのかも……)
 
で、努力しても「媚うらないと、他人に取り入らないと意味がない」という信念もちょっとついてしまったり。
(だから現在、媚びを売る人間が大嫌い)
期待されるダルさと(必要以上の信頼?)努力をすればいつか報われるかも、という期待を抱くむなしさを知ってしまったのだ。
 
その経験から他人に期待されても応えたくない
なぜならいつかその期待にこたえられなくなるから、その落胆されることに悲しみと怒りを覚えるから。
 
という信念がより一層強くなったように思います。
 
一通りヴィジョンを終えて高校生からまた幼稚園児に戻ります。
 
「君がつらいのはわかったよ、君は私だからね、痛いほどわかる。 そしていま私が他人に期待しないのもされたくないのもこの経験が決定打になったのもよく分かった。 過去生的にはたぶんほかにもありそうだけれど。 でもさ、もう終わらせてもいいころ合いじゃないかな?」
「でも」
「他人て多分自分が思っているほど他人に興味がないとも思うんだよね。 別に、自分に優しくてくれない人にやさしくする必要も、同調する必要ももうないのよ。 学校・部活動 という枠組みの中にはいないわけだし。 今は仕事をしていてある程度の制約はあるけれど、それでも私は結構自由なことをしているとは思う。 それに人目に触れるのが怖いのもわかるけれど、人生失敗してなんぼな気もするよ。 完璧である必要もないし、完璧しか認めない社会が間違ってるんじゃないかな、もっとね、自由でいいと思う
「でも、大人はそれをとがめることあるよね」
「そうだね、ゼロとは言わない。でもその考えって結構昭和的な部分もあるわけで。 今令和よ?平成ですらないわけなのよ。 「失敗してはいけない」その価値観はもう、いらないんじゃないかな。 あと、同調圧力もね
「……」
 
黙ってしまった彼女。
このまま会話を続けても彼女が考えを改めるのは難しいのかもしれません。
私が困り果てたときにヘルパーであるゆかちゃんが非物質内で物質化して幼い私の前に現れました。
 
「あ! シルバニア!」
 
そういってゆかちゃんに夢中な彼女の手を優しく引いて森の中を歩き始めます。
歩いていることすら気が付いていないかもしれない彼女ですが、ふと顔を上げると、森を抜けた先、目の前に赤い屋根の大きなおうちが見えます。シルバニアファミリーのおうちが等身大になって出てきたのです。
 
「大きいおうち!入る!」
 
そういって私とつないでいた手を振りほどいて一人楽しそうに大きなおうちの中に入っていきました。
後を追いかけると家の中を心の赴くままに探索して楽しんでいるようです。
一通り小さい私が遊びつくすと2階にあるベッドに入りそのまま眠りにつこうとしてました。遊び疲れたのかもしれません。
うとうとしている彼女の横に腰かけて私は話しかけます。
 
「もう遊ぶのはいいの?寝る?」
「うん、ここにいれば人の目を気にしないでいっぱい遊べる、自由よ、だから今日はもう寝るの」
「そっか、いつまでここで寝る?」
「全部がおわったら」
*おそらく、すべての自己に関するリトリーバルが終わるまで、という意味かと思われる。
「うん、そっかゆっくりおやすみ」
 
そういって小さい私はそのまま布団の中で長くも短い眠りに落ちたのでした。
この時に頭の中に浮かんだ言葉がありました。
 
「この事例は人目が気になる、期待されるのが嫌だ、と感じる過去過去のひとつであってはじまりやきっかけに過ぎない。これからつらいものを経験したり見聞きすることが多くなる。今回の回想は人目についての恐れや期待感からの脱却ではない。あくまでそれらをどう受け流すかのケアを少ししただけで、お前(私)の根本の悩みはもっと別のところにある
 
というものでした。
誰からのメッセージでしょうか?
考察するに、今回はリトリーバルをしたのではなく、追体験のために見せられたヴィジョンのようでした。
 
 
とりあえず、小さい私は寝てしまったし、ひろきーなさんの誘導も戻ってくるようにアナウンス入ったしでいったん、スペシャルプレイスに戻ろうと思います。

 
まだまだ先は長そう。


スペシャルプレイスに戻るとイウォンが心配そうにしてまっていました 。彼は本当に私に対して甘いところが多いな~と思います。
帰ってきた私を確認すると慌てて近寄ってきました。
 
「今回は、追体験のようなものだと事前に聞いていた」
「あ、そうなの?ゆかちゃんが言ってた感じ?」
「ああ、あのリスの人形が。 ……実際、アイラはやりたいことを隠して人目に触れないようにすることも多々あったな。他人からの評価が気になっている部分が強いように思う。 それが物事の自信喪失にもつながっていたように俺は感じた」
「ええ、他人から見るとそういう印象だったんだぁ……個人的には怠け癖なのだと思っていたけど」
「もちろん、それもあると思うが(笑)何もとも意外と無自覚のそこにあるものさ」
「ふーん、そういうものなのね」
 
そこでふと、プレイス内の変化に気づきます。
 
「ところでイウォン、そのテレビは何かしら?」
「ああ、少しくらい近代に寄せてもいいと思って。 アイラが出かけてしまった後の暇つぶしにもなるだろうし丁度良いかと」
「そんなのおいてたらN●K来るじゃん」
「へ?」
「受信機置いてたら、N●Kきて受信料請求されちゃじゃん……!!」
「いや、非物質世界なのだからそんなものは来ない……」
「単純にいやだからそれ破棄して!」
 
そういって私は彼が用意したであろうテレビをプレイス内から削除しました。
今思えばちょっと申し訳ないと感じつつも、いやなものは嫌なのでよかったと思います(笑)
なんだかんだ後で彼も納得してくれたので……笑
 
さて、今回は先述の通り今後の方針をきめるためのチョットした過去生探求の回、という感じでした。
リトリーバル事態できていないですし、トラウマの根本にも近づけていないように思います。
あくまで、今世で嫌だったものを見た感じ?
 
 
今後行うべき導を示されたように思います。
私のすべてのリトリーバルを完了させるのはまだまだかかりそう、ゆっくり、一つずつ丁寧にやっていきたいと思います。
それでは、また。

 

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