絵描きによる不可視世界の探究記録 ブルースモーエンメソッド・ヘミシンク

自称絵描きがブルースモーエンメソッドやヘミシンク、不可視世界について体験を綴っています。過去生探究が主。

アイラの【罪】について色々考えてみた。【砂漠の都会の罪人と銀傭兵】

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こんにちは、陸十です。

最近頓挫していた、銀傭兵と罪人シリーズ(?)の探索についてです。

 


こちらは友人トミーの探索も進み、色々な話が浮上してきています。

 


その探索の中でイウォン・ドルジ視点から、頻繁に

 


「アイラを守らないといけない」

「救ってやらないといけない」

 


というキーワードが繰り返し出てきます。


罪人のはずなのに、なぜ守る必要があるのか。

なぜ救い出す必要があるのか。


一方で、アイラ自身が本当に「罪人」と呼ばれるような存在だったのかというと、それも少し違和感があります。

 


衣食住は保証されていて、宗教的教養もある。

むしろ立場としては、かなり上の階層に近い存在だったようにも見えます。

それに、探索を進めていくにつれて、罪に該当するような出来事は夢で見た【パンドラ】以外で全く出てきません。

 


そもそも【アイラの罪】とは何なのか。


そこから今回あらためて、探索内容をAIにフォローしてもらいながら、整理と考察をしてみました。


あくまで現時点での仮説なので、今後も変化はあると思います。

「そういう見え方もあるんだな」くらいの感覚で読んでもらえればと思います。

 


それでは、どうぞ。

 

 

 

■ 宗教と土地に組み込まれた存在

 


15世紀前後のラダック周辺では、すでに仏教が広く根付いていたといわれています。


チベット仏教は、体系そのものを押し付けず、柔軟に周辺の土着信仰を取り込みながら形を変えていった宗教です。

そのため、いわゆる単純な仏教というより、かなり複雑な信仰体系になっていきました。

 


インド発と言われ、世界中に存在するナーガ信仰(チベット地域ではルゥ信仰)もその一部です。

 


ナーガは水や雨、豊穣や災厄など、自然そのものと結びついた存在で、土地の生活とかなり密接に関わる精霊のような存在でした。

 


アイラはこのナーガ信仰に関わる巫女のような立場であり、同時に地方権力者の血縁でもあったため、宗教と政治のあいだに立つような存在だったのではないかと考えています。

(ナーガ信仰は、仏教が入る前からずっとあるのもで、現在でも大切にされているものです。そのため、仏教に消されなかったこの信仰をアイラが支えていたと仮定しています)

 


つまりアイラは、

 


* ナーガ信仰に関わる巫女

* 地方権力者の血縁として儀礼の中心にいる存在

* 複数人で構成される儀式集団の中核(シャーマンとしての重要な立ち位置)

 


という位置にいた可能性があります。

 

 

 


■ 儀式の失敗と「毒」

 


探索の中で大きなポイントになったのが、ある儀式の失敗です。

(夢探索でいう【パンドラ】の部分です)

 


この儀式はおそらく水や天候、豊穣などに関わる祈祷だったと思われます。

またはナーガの住処の汚染についての祈りだったのかもしれません。

 


その失敗は単なるミスというより、


* 干ばつ

* 不作

* 疫病のような広がり

* 自然とのズレ


といった形で、共同体にとっての“異常”として受け取られた可能性があります。

よくある話です。

 


ここでいう「毒」は物理的なものというより、バランスが崩れた状態そのものという象徴的な意味に近いです。

 


その結果、失敗に終わった儀式に関わっていた7人のうち多くは役職を外されたり、距離を置かれたりという形で“社会的に切り離されていった”ように思えます。

(夢の中では強い描写もありますが、実際は社会的な死=社会からの排除や立場の剥奪のようなものだったと思います)

 


ただ、その処罰もアイラだけは少し違う扱いを受けていました。

 

 

 

■ なぜアイラだけが“処分されなかった”のか

 


ここは最初、「豪族だから特別に守られていたのでは」とも考えました。

 


でも整理していくと、少し違う構造が見えてきます。

 


アイラは

 


* 責任を明確にできる立場ではない(7人もいるので特定の誰かが悪いと言い切れない)

* とはいえ儀式の中で中心に近い存在だった

* しかし、豪族的地位が背景があり逆に扱いにくい

 


このあたりが重なって、「処分できない」というより「処分が決めきれない状態」に置かれていた。

 


結果としてアイラは

 


* 行動は制限され(外出などはできたぽい)

* シャーマンとしての役割は外され(メインポジションではなくなった?)

* でも完全には切られない

 


という、かなり宙ぶらりんな状態になっていたのではないかと思います。

 

 

 

 


■ もう一つの理由:呪術的に“手が出せなかった”可能性

 


アイラには政治的な理由とは別に、呪術的な理由でも“手を出しにくい”要素があったように感じます。

 


アイラはナーガ信仰における巫女的な存在で、

 


* 精霊と人をつなぐ媒介

* 自然の災厄や豊穣に関わる存在

* 祈祷の結果が現実に影響すると考えられる存在

 


という役割を持っていた可能性があります。そのため、儀式の失敗が起きていたとしても、

 


> 「精霊と契約している(かかわりのある?)この人を殺したら、もっと悪いことが起きるのではないか」

 


という感覚が、共同体には存在していたのではないかと思います。

 


だからアイラは

 


* 殺しても危険

* 放っても危険

* 外に出しても危険(被害の拡大/精霊の怒りを買う可能性を懸念)

 


という「彼女自身が厄災」のような認識をもたれ、人と距離を取られ、孤独なような環境にいた。

 


だからこそ、アイラは処刑されるでもなく、完全に解放されるでもなく、

扱いづらくて、精霊のご機嫌取りのために土地に縛り付けるしかない存在だったのではないかと思います。

 

 

 

 


■ イウォンとの出会いと「守る」という感覚

 


そんな扱いの中で現れたのがイウォンです。

 


イウォンはアイラを一目見て惚れ込んでいました。(奴がそういってた())

彼の事なので、アイラの身の回りの事や扱いについて聞き込みなどはしていたと思いますし、探索でも一部判明しています。

 


アイラの事を知っていくにつれ、彼女の宗教的立場などに疑問を持ち

 


*機能を失った存在

*しかし明確に裁かれていない存在

*そして長期的に危険を孕む存在

=「ここに置いておくべきではない存在」

 


→だったら、俺が掻っ攫っても問題ないよね?好きだし。


という判断に基づいていたのではないでしょうか。

そんな印象があります。

 


とはいえ、イウォンはアイラの開放について権力者に直談判をしていたのだと思います。

それでもその願いは受け入れられず、アイラはとらわれていたまま。

 


権力者に連れて行くのを拒否された対象者を無理にキャラバン隊に入れても、他の人に迷惑をかけたり、いらぬ争いが生まれるかもしれない。

そんなリスクを案じて2人で逃亡という道を選んだのではないかなと思います。

(ドルジとの会話を考慮しての考察)

 

 


■ 逃亡と「罪」の確定

 


最終的にアイラとイウォンは逃亡を選びます。

この瞬間、それまで曖昧だった状態がはっきり変わります。

 


* 管理下からの離脱

* 儀式的役割の放棄

* 共同体からの逸脱

 


これによって初めて、アイラは“罪人”として明確に扱われるようになります。

そして共同体側も秩序を保つための処理を遂行するために動きます。


確実に処分するために戦いに慣れた傭兵のような存在が動員されたのも、流れとしては理解できる形です。

 


傭兵を雇ってまでアイラを手にかけたのには理由があると思います。

(トミー共有の内容、どうやら手をかけてきたのは山賊ではなく戦慣れした集団だったようです。)

 

実際問題、豪族の娘を直接処分するのは普通ならかなり政治的リスクがあります。

合わせて、殺した人間に祟りが返る可能性を考慮した結果ではないでしょうか。

 


身内の手を汚させないことも考えられていたのだと思います。

 


外部の人間によって手をかけられたのならば、精霊の怒りを買わずに済み、土地が呪われることはないと考えたのでしょう。

 


共同体にとって、傭兵が呪いでどうなろうが関係ないですから。

 

 


■ 結局、アイラの【罪】とは何だったのか

 


ここまでをまとめると、アイラの罪は個人による一つの行為ではなく、

 


* 儀式の失敗

* 宙ぶらりんな状態の継続

* 呪術的に処理できない存在性

* 最終的な逃亡

 


この積み重ねとして見えてきます。

 


特に重要なのは、最初の失敗そのものよりも、“裁けない状態であり続けたこと”だったのかもしれません。

 


そしてイウォンとの出会いによって、その状態は動き出し、結果として“罪”として確定していった。

 


そんな流れに見えます。

 

 

 

■ 終わりに

 


実ははじめ、チベット仏教における【人骨の楽器を作るための材料として保護されていたのか】と考えていました。

どのような楽器か興味のある方は調べてみてください。

 


地位ある娘が宗教の重要な法具になるのは権力者的には栄誉でしょうし、場合によっては差し出したのではないかと。

 


ただ、仏教は利害による殺生はタブーですし、近年の記録を見てもそのような事例はなく、かつ加工する際は必ず、死人のものを使うように徹底していたそうです。

あくまで死後の人骨を使うことが必須であり、人を殺めてまで作るものではない、というものでした。

 


例外はあるかもしれませんが、殺生には厳しい仏教。

禁忌を犯してまで作るものでもないかなーとか。

 

 

 

なぜ楽器説が浮かんだのかというと、この楽器の一番いい状態というのが

「若い処女の人骨を使うこと」でした。

 


アイラの年齢は15歳前後とちょうどよい頃合いだったし、周りとのかかわりを遮断されていた彼女は道具にちょうど良い存在と感じたのです。

 


しかし、探索を紐解いていくと、矛盾を感じるように。

 


イウォンに連れ出されて傭兵に追われ捕まった後、アイラは「弄ばれた」後に殺されます。

しかも遺体遺棄。

 


この時点で

 


* 処女の人骨

* 遺体の未回収

 


楽器制作の条件が揃わなかったのです。

雇われたのに、弄んだあととはいえ持ち帰らないのも変な話だよねーと。

 


そのため、この説はいったん切り離すことにしました。

 


そこから土着信仰――ナーガ信仰の側から見直していくと、

これまで引っかかっていた要素が、不思議と無理なく繋がっていきました。

 


 


まだ仮の形ではありますが、

少なくとも今は、アイラの罪は「個人的な罪」ではなく、

もっと曖昧で、動かしにくい文化的何かが背景にある故のもの、と捉える方が自然に感じています。

 


このあたりは、探索が進めばまた見え方も変わってくるはずなので、

もう少し時間をかけて追っていこうと思います。

 


ここまでご拝読いただきましてありがとうございました。

それでは、また。