占い師による不可視世界の探究記録 ブルースモーエンメソッド・ヘミシンク

占い師がブルースモーエンメソッドやヘミシンク、不可視世界について体験を綴っています。過去生探究が主。

※恐れの根源、アイラと銀傭兵の最期/ブルースモーエンメソッドレベル3を受けて⑬

 

こんにちは、陸十です。


最後のBMMレベル3体験談から更新が空いてしまいました……。

というのも、個人的にちょっと文字起こしするのに戸惑いがある内容だからです。とはいえ、それを書くのも訓練だということで今回公開に踏み切りました。

 

当時のエクササイズ、体験のシェアタイムですらまともに話せかったのですよね。

口が重くて、端折りまくった、、、苦笑。

 

気持ち的に、また世間体的に書き込めないところは飛ばしてしまうのでちょっと文章おかしいかもしれませんがご容赦ください……。

 


今回は恐れの根源である過去生の探求をしていくエクササイズになります。

正確には過去生の探求ではないのですが、私の場合はすべて過去に集約されているようなので自動的に過去生探求となってしまいました。

 


また、以前書いた通り 女性の尊厳を貶められる表現がございます。

なるべくオブラートに包んで記していきますが、そういった意味合いが含まれていることを承知の上ご拝読いただけますと幸いです。

 

 

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Rmtgするガイドたち

さて、スペシャルプレイスに向かうとガイド3人が深刻な顔をして何かを話し合っています。

 

「りーちゃんにあの場面を見せるのは酷ではないかしら、だって本人もまだ自覚がないんだもの」

「でもそれをやんのが【クラッシュ&バーン】だろ、いつまでも【知りませーん】は通じねぇぞ」

「でもぉ……」

「でももだってもないだろ。 それにこいつのモヤモヤもいつかは整理しないといけねぇんだ、今少しだけでも擦っといたほうがいい」

「ジェミン、お前なかなか厳しいことを言うな……」

「ウジウジしているのがモヤッとイラッとするんだよお前たち」

「え、私も入ってる?」

 


私の一声で振り向く三人。珍しことに私の存在に気が付いていなかったそうです。

 


「!アイラ」

 


駆け寄るイウォンですが顔はどことなく不安そうです。

 


「今回の探索、本当に行くつもりなのか?」

「つもりも何もそういうエクササイズだし、必要だからやるんじゃないかな……?ティラノさんだって、わざわざ出てきて私に直接「頑張ってね」なんて言うくらいだからそうなんじゃない……?」

「だが、俺としてはまだみるべきでないと思うんだが」

「おいおい、それは優しさじゃなくて甘やかしとガイド側のエゴだろ?? お前が不要といってもいつかはりり一人で立ち向かわないといけないわけだし、甘ったれたこというなよ、ガイドとしての仕事しろってんだ。 それに本人がやるといってんだ、俺らにできるのは見守ることだけなんじゃねぇの?」

「そうね、ジェミンのいう通り……甘やかすばかりじゃ駄目よね、それでは私たちがいる意味がないわ」

「ならば俺が行く。 彼女のパーソナルな部分に触れる探索になるのだから俺がやるべきだ」

「おっけー、じゃあイウォンよろしくね」

 


そう軽いテンションで挑むが、ジェミンが何やら複雑そうな顔をしています。

 


「……お前、ほんとに大丈夫か?」

「? どういう意味?」

「だって……いや、俺が言うことじゃねぇな。 まぁ頑張れよ」

 

 

 

ガイド勢とのラウンドミーティングも終わり、探索の誘導に入ります。

真っ暗な視界が急に光にさらされて思わず非物質的に目を瞑ります。

 

 


たどり着いたのは【逃走】のあとのはなし。 

少しして左頬に何か石?砂?が当たっている感覚がありました。

どこかの過去生なり、現世での恐れの原因に到達したのか、恐る恐る目を開きます。

 


すると眼前に広がるのか銀傭兵の死体。

 


この時点で肉体側の私の処理が追い付かずパニック状態になっていました。

 


なんで?どうして彼が死んでいるの?

何がどうなっているのか?

 


まとまらない感情や状況が頭の中で高速で駆け抜けていきます。

そこではた、と自分(アイラ)の状況を確認すると、彼女は荒れ果てた岩肌の地面に男3人がかりで押さえつけられていたのです。

 


あぁ、彼はこの男たちに殺され、私は犯されているのか。

 


そう知覚するや否や気持ち悪さから吐き気を催し、怒りや嫌悪をおなかの奥底から感じました。

 


なぜどうして、私を守ると約束したのに。

嘘ついたのか。

 


目の前に光のない目をして横たわる彼に対して的外れな怒りの感情を心の中でぶつけていた。

そして目の前で行われている辱めに対し、まるで獣のにむさぼる「それら」に嫌悪と憎悪を募らせます。

 

愛した男性の目の前での辱められて正気を保っていられるわけがありません。

しかも、彼はすでにもうこの世にはいない。壊れるには十分すぎる状態でした。

 


気持ち悪い、人としてあり得ない。

神はいないのか。

これは自分が犯した罪に対する天罰なのか

 


アイラはそんな行く当てのない気持ちを抱え、ことが終わるのをただ無心に耐え凌いでいました。

涙を流すことしかできない自分の無力さに、どうしようもなかったのです。

 


この時、肉体の方の私も当時の気持ち同化していた影響で涙を流していました。

 

そんな私にイウォンが心配そうに声をかけてくれますが完全に「アイラ」になっている私はガイドであるイウォンを拒絶します。

 


「嘘つき!守ってくれるって約束したのに! 私をおいて死んでしまった! 私一人くらい守れるって言ったのに! 貴方は勝手に死んでしまった!! 死ぬだけならまだしも、ほかのケダモノに汚された!! 嘘つき、嘘つき嘘つき嘘つき!!!!!!」

「落ち着いてくれ、俺はっ」

「何も聞きたくない! 触らないで!! いやだ!! イウォンも「そいつら」と一緒なんだ! 汚い!!汚い!!!」

 


その言葉にショックを受けながらも私を落ち着かせようとするイウォン。しかし、「私」がそれを拒否していてどうしようもない状態となってしまいました。そんなとき、ふとある人物が頭の中をよぎります。

私は必死になってその人物に助けを求めました。

 


助けて、助けて助けて助けて………!

 


すると誰かにふんわり抱きしめられるような感覚がありました。

目を開けるとそこにはオレンジ色のウェーブかかったロングヘアのきれいな男性。

ひろきーなさんのガイドさんでした。(以降、Anさん)

 


暴走気味の私のことを優しくなだめてくれます。

それはそれはもう赤子をあやすかのようでした。

 


私の呼吸が少し整ったのを確認してから、Anさんは優しい声音で話しかけてくれました。

 


「大丈夫、彼は君を裏切ったりなどしていない。 どうか信じてあげてほしい、つらくとも彼がいるなら君は大丈夫だから」

「……それ、貴方がいうんですか?」

 


その言葉に彼はきょとんとした後に笑いかけてきます。

(彼がどのような過去をたどってきたかは少しですが知っているので……)

 


「私だから言うんだよ。 私の経験があるから君も気持ちも彼のこともわかってあげられるんだ」

「私大丈夫かな」

「何も問題ない、ただ、今は感情が揺れているから彼と距離を取った方がいい。 彼には先に帰還してもらって、私が陰から君をフォローさせてもらうよ」

 


彼はイウォンに目配せすると、イウォンはちょっと不服そうな顔をした後、頷きその場から去っていきました。

彼に再度赤子をあやすように背中をポンポンしてもらっているうちに私の気持ちも落ち着きを取り戻してきました。

 


「君の気持ちもよくわかる。 でもどうか愛する人を疑うようなことはしないでほしい」

「……うん」

「まだ心の準備はできないかもしれないけれど、きっと大丈夫だよ。 さぁ、続きを見ていこう」

そうして彼に案内されて私はシーンを変えました。

 

 

 

そのあとも、様々のむごいシーンを止めながらも咀嚼できる範囲で振り返りをし、少しずつかみ砕こうと必死でした。

が、その後のヴィジョンはショックのあまり私はすっかり心を閉じてしまい、その先を見ることができず何かを解決することはできませんでした。

一種のクリックアウトに近い現象だったのだと思います。(理解できなくて…ではなくて理解【したくなくて】、という気持ちでみえなくしたのかなと)

 

 

 

次に意識がフォーカスされたのは情事の後。

私の体は大河に投げ捨てられていました。

この時すでにアイラは亡くなっていたのかもしれません。

少なくとも、心は屍同然の状態でした。

 


ただただ、川に流されるまま身を任せ、ぼーっと何もない空を眺めていました。

 


あー、わたしこのまま死んでいくんだ。

なんだかどうでもよくなってしまったなぁ。。。

この後どうするんだろう?イウォンのことは拒絶してしまったし、もう、どうしようもないなぁ。

理不尽なことばかりぶつけたし、彼に嫌われたかも。

 


のんびりそんなことを考えてそのままブラックアウト。

私の頭がこれ以上考えるのを拒否したのです。

 


それからおそらく5分ほど、体感としては1時間何もない黒い空間を漂っていました。

 


その時、物質的な会場からたくさんの愛を感じます。

ほかの参加者さんからの愛の投射です。

その温かさとやさしさに包まれてまどろみの中へと落ちていくようにその愛の中を揺蕩っていました。

 

今回は、ちょっとこれ以上を見るのはやめとこう。

 

そう思って心を落ち着けることに集中しました。皆さんの「愛のゆりかご」はとっても心地よかったです。

最後に、Anさんに優しく頭をなでられたような気がします。

 


しばらくして、ひろきーなさんのSPへ戻る誘導が始まります。

 


何も恐れを取り除けなかったなー。

とかぽやぽやした頭のままスペシャルプレイスへ帰還。

 


ジェミンとお姉さまが心配して駆け寄ってきたものの、やはり、イウォンだけは少し遠くから見守るだけという構図。

 

元気がなくなって、しかも別々にかえってきた私たちを見て、2人は何も言わずただ「お疲れ様」といってそっとしてくれました。

 


イウォンと二人になったものの、ちょっと話すことが思い浮かばない。

現状を打開しようといろいろ思考を巡らせていたところ、彼から声をかけられます。

 


「……触れてもいいだろうか」

「……うん」

 


恐る恐る近づき、優しく手を握ってくる彼。

時間にしたら数秒のことだと思いますが、私にとって30分ほど時間がたったような感覚でした。

 


「ごめんね、酷いこと言った」

「俺こそすまなかった。 お前の気持ちも【アイラ】の気持ちも考えてやれず。 そうだよな、お前からしたら俺は裏切ったも同然だ、約束、守れなかったんだから」

「イウォンが悪いわけじゃないし、【アイラ】も突然のことで心の整理ができなかったんだよ。悪いのはあの3人の汚いやつらであって、イウォンじゃない……」

「お前がそういってくれるなら、少しでも救われる」

 


そのまま手を両手で握りこんで片膝を立て、まるで騎士が祈るようなポーズに。

 


「今度こと誓おう、今後どんなものを見ても決して俺はアイラから逃げないと。 終生、お前のそばにいると約束する。 過去も、今世だけでもなく、これからも久遠の時を共に」

「ふはっ。 なにそれ、姫と騎士みたい」

「そうだな、アイラだけの騎士でいよう」

「そういうの良いよ、こっちがこっぱずかしいから」

「照れは、同意の証拠だぞ」

 


なんだこれ?

そう思ったらなんだか面白おかしくなって二人で笑ってしまった。

 


一応これで仲直りはできました。

そうして、私はそのまま現実へとかえって行きました。

 


まとめ。

正直この話を書くのは迷いましたし、実際書きながら思い出して泣きそうになっていました。ぶっちゃけ今も泣きそう(泣)

気持ち悪くて仕方がない、もう、すべてに対して嫌悪感しかない。(これでも随分と表現柔らかくしているのです)

 

私をおいて死んでしまった(殺された)イウォンについても裏切り行為だとアイラは感じていましたし(でも、仕方のないことだとは思う)、盗賊たちに対しては人間とすら思えない、意識のある肉塊としか感じなかった。

 

ただただ、気持ち悪い。 人としてあり得ない、ケダモノ。

 

そんな彼女の感情が強くながれこんできて、肉体を持つ私の感情まで侵食してきたことに驚きました。

 


この過去生が伝えたかった【私の恐れ】ですが、【男性に対する感情と性行為の考え方】です。

正直言うと、私は男性を下に見る……というと少し語弊があるのですが、【性欲にまみれた汚い生き物】と思っている節があります。

 


それゆえに、自分は清廉潔白であるよう努め他人もそうあるべきだ。という強迫概念的な部分があります。

性に関してかなり、潔癖症なところがあるのです。

 

別に、お下品な下ネタとか、他人が云々という話は聞く分には別に問題ありませんがいざ自分とその相手、となるとかなり手厳しくなるのです。

キスとか本気で無理なんですよね、虫歯菌の交換としか思えない。

同時に、人が直接口付けた食べ物(直箸は大丈夫)や食器の共有も無理。

 


子供のころに、両親が私のコップから飲み物を飲んだのですが、それが生理的に無理で拭いたらめちゃくちゃ怒られて(人を菌扱いするな、と)何とか今は親なら。。。と我慢できるようにはなりましたがそれでもいやですね。(ばれないように飲み口の位置を変える)

というか、自分の口付けた後ですら気持ち悪いのに他人なんでもっと無理…笑

なので、基本的に自分で口付けたグラスですら定期的に指で拭っている私(笑)

 


学生の頃は断りもなく勝手に私の食べていたものを直接口付けて食べてくる友人とかもいて本当無理でしたね。

(パンとかお饅頭だよ? ふつう、ちぎらない? なんで口付けるかな?)

 


なので「口に関するシェア」というのが全面的に無理なんですが、多分この時代に「無理やり口をふさがれた」「無理やりそういう行為をされた」という経験があるからだろうなーと今回の探索で感じました。

 


さて、QHHTの体験談にもちらっと書いたのですが、元カレとのトラブルもこの【性に関する問題】になります。

 

【性的に不誠実な対応をされたので私がブチ切れして叩き潰す勢いで謝罪を求めて、こじれた仲がさらにこじれた】ってことです(苦笑)

*相手はその行為(恋人でないのにする)が悪いものと思っていなかったので、私がブチ切れた理由がわからないって感じだったんですよねー。

 

 

 

これは体験談のよしおの言葉として記していますが、価値観の違いなのでたぶん本当はお互いに責めることも強要することもNGだとは思います。ただまぁ、私が本気で切れ散らかした理由がここにあったのだと思うと、今の私の当時の元カレ対する対応について腑に落ちることはたくさんありました。

(実は当時、怒れる理由はあれど、なぜあそこまで感情が暴走したのか自分でもわからなかったんですよね、頭おかしい奴扱いまでされてたわけですけど、まぁ、こんな過去があれば暴走するのは理解できるな、と)

 


とはいえ、モラルという点では今の私の価値観と相違ないので無理にこの恐怖を取り除く必要はないのかもしれません。

今の物質界のパートナーとはまぁまぁやっていけていますし、【しっかりとした証明できる関係】であれば何ら問題ないと思います。

 


でも、出てきたということはおいおいは解決する必要があるのかもしれません。

(これに近い考えを持っている過去生も実はありまして、そっちのリトリーバルはイウォン自身が望んでいるのでやらないといけないのですが、それと合わせてこちらのケアも必要かもしれません)

 


で、この時代にこんな経験をしたので次の人生(おそらくイタリアのミーナとエリオ)ではザ・平和な田舎暮らしになったんじゃないかなと思います。女子修道院だし、性的なことはないですからね、安全。

 


ということで、少しまとまりの悪い記事件体験となり申し訳ないです…。

 


以上が今回のレベル3エクササイズ最終になります。

次回は全体を通しての感想を書けたらと思います。

……と、その前に某センター訪問の話を(笑)

 


それでは、また

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