こんばんは、陸十です。
前回はガイドらしきおじさまアリョーシャさんとの出会い、そして自分の過去生の中にジプシーとして生きた時代を確認することできました。
個人的には割と心当たりがあったりと、なかなか面白い結果だなぁ〜と思っています。
さてさて、今回はキャンプファイヤーの続きから記していくこととします。
今回は少し大人の表現?匂わせな部分がありますので苦手な方は下まで(水辺の再会を飛ばす)スクロールしていただいた方が良いでしょう。
それではどうぞ。
目次
傭兵団の一人と出会う
今回の出し物で私はリソマンシー(石占い)をやっていた。
どうやら過去でも私は占い師のようなことをしていたようです。
それなら今世でも占いに興味を持つもの納得できます。
そして、その占い道具は今世のように綺麗なパワーストーンなどを使用したものではなく、河原の石を使用したもののようです。
(おそらく18世紀ほどのヨーロッパ)まだまだ魔女狩りのある時代。
魔女であると疑いをかけられないようにそこら辺の石を使っているようですね。
そして現代のようにリソマンシーシートなるアイテムもなく、紐ひとつで占っているようです。
まさしく、現在私がやっている占いのまんまですね、面白いです。
さて、傭兵団は想像通り男ばかりです。
占いに興味を持つ人は少数派でしょう。
むしろ、ワンナイトを狙って声をかけてくる人が大多数です。
※エレナは美人さんのようなので納得です。
そんな男たちの態度にエレナは嫌気がさし、早々に店じまいを始めます。
すると、一人の男が声をかけてきました。
男はいかにも傭兵。という風貌。
黒短髪の髭の生えた、ラテン系の男。
名前はうまく聞き取れなかったが、おそらくディオとかそんな感じでした。
(しかし、ラテン系では『神』を表すことが多いので、似た名前であり、本来は違う名前でしょう)
長い長い戦の中を生き抜いてきたせいか、なんともボロボロの見た目でした。
エレナはそんな彼を見て嫌悪感を隠そうともせず何度も追い払おうとします。
「よかったら少し話さないか?」
「やめてよ、私は話すことなんてないわ」
「少しでいいんだ、ああ、せっかくのキャンプファイヤーだしどうだ、踊らないか」
そう言って手を伸ばす彼の右手を思い切りはたき落とす。
「っ、汚い手で触らないで! 大体何よ、傭兵だからってあまりにも身なりに無頓着すぎないかしら? 汗臭くて汚いし、そんな髭の生えた男なんてお断り」
そう言われたディオは呆然と立ち尽くすだけで、立ち去るエレナを追いかけることはありませんでした。
この時点で、エレナ、クッソ高飛車お嬢だなぁ、と頭を抱えました。
おそらく、エレナはある程度自分が他よりか綺麗である自覚があったのでしょう。
だから汚らしい(失礼)男が寄ってくるのが耐えられなかったのだと思います。
まぁ、実際傭兵というのは長い間戦に出ていたり旅をしているのですから、水浴びをすることもそうそうないでしょうし、エレナの気持ちは分からなくはないです。
実際、私も匂いにはかなり敏感ですからね。
水辺での再会
あのキャンプファイヤーから数日たちました。
あれから、傭兵団とはどういうわけか一緒に行動することになったようです。
女ばかりの旅では危険ですからもしかしたらリーダーが雇ったのかもしれません。
ですがエレナには関係ありません、彼女はただ淡々と今を生きることにしか興味がありませんから。
そんな彼女を変えた出来事がありました。
朝、エレナは人目を避けて湖のほとりで水浴びをしていました。
今はヘラや他のジプシーのみならず傭兵も共に行動しています、それ故にいつ男がこの瞬間に姿を現すかわかりません。
男たちに裸体を見られるのは恥ですから、なるべく早く済ませたいもの。
その直後草がかき分けられる音がします。
だいぶ朝早いこの時間に人が来ることはほとんどありません。
振り返るとそこにいたのはとっても身なりの整った綺麗な男性。
(現代で言う、オーランド・ブルームさんのようなとにかく文字通り色男でした)
エレナもそんな彼に思わず見とれてしまいますが、はっと我に返って精いっぱい何も纏っていない身体を隠し、見知らぬ彼に威嚇します。
が、男はそんな彼女のことを猫が威嚇しているようにしか見えていない様で可愛くして仕方がない。と言いたそう。
タオルのような布(多分リネン?)をかけられて後ろから抱きしめられる。
エレナは必死にもがいて男の腕から逃げようとしますが彼が耳元で囁きます。
『これなら君も相手をしてくれだろうか?』
その言葉と声に彼女は体を強張らせます。恐る恐るその男性の顔を改めて見ると、キャンプファイヤーの時に声をかけきた男性、ディオ。
彼は先日エレナが言った『汚い、髭面』と言って追い返したことを改善してきたのです。
(確認したところ、18世紀には一応剃刀はあったそうなので彼が髭を剃れたことは矛盾がなさそう、道具を持っているかは別問題ですが(笑)
因みに、髭を剃る習慣が浸透したのは20世紀前後だそうです。割と最近ですね)
確かに、髭はきれいになくなっていますし、以前のように何日も水浴びをしていないような不衛生(ごめん)な状態ではありません。きっと、他のジプシーたちは彼を放っておかないでしょう。
そして彼の素顔はエレナのドタイプです。
しかし、エレナは初対面でとんでもない態度をとりました。
今更、顔が良いからって素直になる事は彼女のプライド的に許されません。
『布をかけてくれてどうも、でも気安く触らないで。 それに…さっさとあっちに行ってくれない? これじゃあ着替えもできないじゃない』
『着替えの必要が? また清めるのに?』
そういうや否や彼はエレナを地面に優しく組み敷きます。
勿論エレナは彼の早急さに体目当てかと怒り狂いますが、そんなエレナをディオは静止します。
そして割れ物を扱うかの如く優しく頬に手の甲を滑らせ、
『あの日一目君を見てから触れたくて仕方がなかったんだ』
しっかりとした体格の傭兵に似合わない、柔らかくはにかむ彼にエレナはただただため息しか出ませんでした。
恐らくこれが彼の本心で汚い下心はなく、ただ純粋に彼は恋をしたのだと。
ならば、こちらが腹をくくるだけだ。
と、覚悟を決めたエレナはただ何も言わずに彼を受け入れました。
妊娠、そして別れ
あの日がお互いのアイスブレイクとなったのか、エレナとディオは頻繁に逢瀬を重ねていきました。
基本男性に対していつもツンケンしているエレナですから、周りもひどく驚いていましたし、同時に『そういう関係』になったことを察する人が多かったです。
プライドが高いエレナが笑顔になる事も多くなり、何よりもその変化にヘラが驚きます。
同時に、彼女はエレナの本当の姿を見たようでとても安心したそうです。
『どこか男を見下しているところがあったエレナが、愛する人を見つけられたのはとてもいいことだ』と。
そんな日々が続いたころ、エレナの妊娠が判明。
同時に、契約期間終了に伴って傭兵団と一団は別れることに。
エレナは迷いました。
一団はエレナが子供の時からずっと共にしてきた大切な家族です。
だからと言って初めて心から愛することができたディオと離れ離れになるなんて考えもしたくない。
妊娠初期の不調も合わさり、エレナはどんどん心が悪くなっていきました。
そんな彼女の背中を押したのは他の誰でもない、ヘラです。
『あなたと離れるのはとっても寂しいわ、でももう大人よ。 巣立ちをしても良いころ合いだもの。 エレナ、どんなに離れ離れになっても、二度と会えなくてもあなたは私の大切な妹だしずっと変わらない。 私の小さな子、ずっとずっと愛しているわ』
大切なヘラの無償の愛の言葉にただエレナは涙を流すだけでした。
そして、この言葉が決め手となり、エレナはディオたち傭兵団と旅立つことにしたのです。
ヴィジョンの最後はヘラとの熱い抱擁、そして彼女の姿が見えなくなるまでただじっと、その姿を追い見ているシーンで終わりました。
感想と証拠集め
この後、恐らくディオも傭兵団を抜けていきついた村あたりに根を下ろすんじゃないかと思いますが(妊婦がいては戦えませんし)
そのヴィジョンは出てきていません。
続きを知りたいと念じていますが、よくよく考えたらまだフォーカス10じゃないか…(笑)
※本来過去生を見る段階ではない意識レベル。逆によくここまで詳細に見れたと思います。
取りあえず、今の私にとってはここまでの話が重要なようです。
そして、、うーん、我ながら相も変わらずスケb……いえ、パートナーの愛が重い過去生がよくでてきますね。
ディオの重い気持ちのパートなど他にも諸々あったんですがすみません、さすがに恥ずかしいので端折らせてください。(書き出すのムリッ)
とまぁ、エレナを見てだから私はこんなに自由人なんだなぁ()と…
ところどころ現実の私が
『いや、そうはならんやろ(真顔)』
『いや、どんな官能小説だよ(白目)』
『いや、寝言は寝て言えよ(吐血)』
『いや、ドスケベかよ!(キレ)』
って大真面目につっこんでいましたが、同時に場面場面でエレナの気持ちを感じることができるのでまぁ、納得せざるをえないことも多々。
ですが、口から砂糖がでそうな気分でした、あまーいっ。
大恋愛してるんだなぁ、と梅干顔してしまいました。
(ちょっと、現世でも心当たりがあるので余計…)
そして、本当にエレナのことを家族として愛してくれたヘラには頭が上がりません。
本当に、本当に大切にしてくれたんだと心から感謝します……。今世は近くにいるだろうか?
今度はイウォンやるい君達パートナーズではなく、ヘラについて探索してみるのも楽しいかもしれません。
さて、今回の証拠提示ですが、C1に戻る際ディオににこのヴィジョンが現実世界で本当にあったことである、という証拠となる情報を見せてくれとお願いしました。
すると今回は 薔薇。
なんや普通やな、つまらん。
と言ったら苦笑いされましたが、今思えば彼なりの愛情表現のつもりだったのかも。
前回のゴルシ(白馬)よりは身近なものですから意図的に見ないようにかなりセーブしましたね。
検索結果などとにかく薔薇に引っかかりそうなものは検索しない、見ない!!
を徹底しました。
(意図的に避けるってどうなん?って言われそうですね)
で、ふと気を抜いた瞬間にそれは現れました。
SNSで私の尊敬する占い師さんのポストに薔薇の写真。
『今年の春薔薇が咲きました~』
という写真付きの御報告がさも何事もないかのように流れてくる。
私、彼女が薔薇を育てているのを全く知らなくて…。
この時初めて知りました。
ですから本当にぽっと出で…。
『うわぁ~、やられたー!!』
と本当に声を出して布団に思い切りダイブしました。
ということで、一応本件の探索も事実ではありそうです。
(有名人ではないので記録がなく、本格的な調査ができないのが悔しい)
ですが私は意地汚い性格なので、あと一回くらい証拠出さんか!!とアリョーシャさん辺りに依頼を飛ばすかもしれません。
この二人、エレナとディオに関する個別の資料はありませんが、今後照合としてジプシーについて調べてみたいと思います。
ぱっと見、エレナはロマっぽくない見た目でしたので(ヘラはロマっぽい)イェニシェという分類のジプシーなのではないかと考えています。
(分布もぎりぎりチロルでした)
このような事実検証も必要になってくるので、過去生の探究はそう簡単にはいかなさそう。
またこちらの話も進展がありましたらぼちぼち書いていけたらと思います。
(二人のその後が純粋に気になる…!!)
また、ここまで証拠提示されても実はまだ信じ切れていませんでした。
探索を信じるきっかけとなった、三度目の正直は次回お話したいと思います。
今回はここまで。
本当は2分割にしたかったのですが、切るタイミングがなく結局最後まで書き記しました。
長文で申し訳ない……。
(基本は1500~2000字前後にまとめている)
ご拝読いただきましてありがとうございました。
P.S
……ところで、占い師になるきっかけは……?(笑)
(多分ジプシーの時にやっていたから馴染むだけという話なのだと思う)
いつもご拝読いただきましてありがとうございます。
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